超音波装置と鍼|エコーは魚群探知機のようなものである

まずは、ヘミングウェイの「老人と海 (THE OLD MAN AND THE SEA )」から引用。

彼は水中のロープを垂直に保っておくのが誰より上手かった。この技術によって老人は、全ての 餌を望み通りの深さに正確に配置し、そこを泳ぐ魚を狙うことができるのだった。他の漁師たちは餌が流れに漂うことを気にしないから、一〇〇尋の深さを狙っているつもりが実際の餌は六〇尋の位置にあったりする。だが俺の腕は確かだ、と老人は考えた。(中略)

老人がふと見上げると、あの鳥が、また旋回を始めていた。「魚を見つけたな」彼は声に出して言った。海面を跳ねるトビウオはおらず、小魚が散らばる様子もなかった。が、老人が見ていると、小さなマグロが一匹跳ね上がり、空中で逆さになって頭からまた水に潜った。日光で銀色に輝くそのマグロが水中に消えてしまうと、次から次へとマグロたちが飛び上がり、四方八方に 跳ねまくった。水をかき回し、餌を求めて大きく飛び跳ねる。そして輪を描いて獲物を追い込もうとしていた。(石波杏訳)

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超音波装置(エコー)観察と鍼によるファシア(筋膜)リリース

超音波装置(エコー)の画像を見て筋や靱帯、脂肪、骨、神経、血管、ファシアなどの軟部組織を識別できるようになるには少々訓練が必要ですが、分かるようになるとエコーを使用することでいろいろと発見があります。

触診による情報と比較すると微妙に食い違っていたり、圧痛や硬結の深さや部位を再確認することが可能です。

動的に観察することができるので、骨格筋の動きの変化で鍼の効果を評価することも可能となります。

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