寒灸について
「寒灸」ってどういう意味ですか?
ちょうど昼休み、テレビの制作会社から問い合わせの電話がありました。おそらく、いろいろなところに取材の電話をかけているのでしょう。「寒灸ですか。。?」突然質問されてもなかなかうまく答えられないものです。
“寒灸|大寒にはお灸をすえましょう” の続きを読む「寒灸」ってどういう意味ですか?
ちょうど昼休み、テレビの制作会社から問い合わせの電話がありました。おそらく、いろいろなところに取材の電話をかけているのでしょう。「寒灸ですか。。?」突然質問されてもなかなかうまく答えられないものです。
“寒灸|大寒にはお灸をすえましょう” の続きを読むダンスのジャンルにはさまざまなものがあり、その内容(動き=使う筋肉)や練習法によってトラブルの生じやすい部位も異なってきます。バレエやコンテンポラリーダンスなどでは、足関節や膝、腰背部などの障害が比較的多くみられます。
“ダンサーの腰痛と鍼灸” の続きを読む「後頭下筋群」とは耳慣れない用語かもしれませんが、先日、「後頭下筋群」に鍼をしてくださいとの要望がありました。なんでも、どこかの番組だったか、メディアで放送があったのだとか、、。すごい時代です。
“後頭下筋群への鍼施術” の続きを読むまずは、ヘミングウェイの「老人と海 (THE OLD MAN AND THE SEA )」から引用。
“超音波装置と鍼|エコーは魚群探知機のようなものである” の続きを読む彼は水中のロープを垂直に保っておくのが誰より上手かった。この技術によって老人は、全ての 餌を望み通りの深さに正確に配置し、そこを泳ぐ魚を狙うことができるのだった。他の漁師たちは餌が流れに漂うことを気にしないから、一〇〇尋の深さを狙っているつもりが実際の餌は六〇尋の位置にあったりする。だが俺の腕は確かだ、と老人は考えた。(中略)
老人がふと見上げると、あの鳥が、また旋回を始めていた。「魚を見つけたな」彼は声に出して言った。海面を跳ねるトビウオはおらず、小魚が散らばる様子もなかった。が、老人が見ていると、小さなマグロが一匹跳ね上がり、空中で逆さになって頭からまた水に潜った。日光で銀色に輝くそのマグロが水中に消えてしまうと、次から次へとマグロたちが飛び上がり、四方八方に 跳ねまくった。水をかき回し、餌を求めて大きく飛び跳ねる。そして輪を描いて獲物を追い込もうとしていた。(石波杏訳)
青空文庫 http://www.aozora.gr.jp/index.html
超音波装置(エコー)の画像を見て筋や靱帯、脂肪、骨、神経、血管、ファシアなどの軟部組織を識別できるようになるには少々訓練が必要ですが、分かるようになるとエコーを使用することでいろいろと発見があります。
触診による情報と比較すると微妙に食い違っていたり、圧痛や硬結の深さや部位を再確認することが可能です。
動的に観察することができるので、骨格筋の動きの変化で鍼の効果を評価することも可能となります。
“超音波装置(エコー)観察と鍼によるファシア(筋膜)リリース” の続きを読む先日、何気ない会話の中で、ある若いダンサーの人がこんな話をしてくれました。「舞台の前にマッサージとストレッチをしたところ、からだが緩みすぎて軸が定まらなかった。」というのです。
ダンスだけでなく、多くのスポーツでストレッチは練習のプログラムに取り入れらています。その目的は、柔軟性の向上や関節可動域の改善、怪我の予防、疲労回復、関節拘縮や血液循環の改善、筋ポンプによる浮腫や冷えの改善、リラクゼーション効果など多岐にわたります。
“ダンスのパフォーマンスを高めるストレッチ法について” の続きを読む痛み、しびれ、むずむず感、掻痒感、冷え、浮腫、強張り、こむらがえり、知覚過敏、脱力など、なんとなく違和感がある程度から、痛みで歩行困難なものまで足のトラブルは多岐にわたります。その原因もさまざまです。
“足底筋膜炎の鍼灸” の続きを読むコロナ感染防止策として、職種によってはテレワークが定着しつつあるようです。在宅勤務が始まり数か月になりますが、働き方についてさまざまな意見が聞かれます。
“テレワーク疲れはデスクチェアが一因かもしれません” の続きを読む鍼灸の古典文献で身体(からだ)が描かれているのは経絡図や経穴の位置を示した図などの類で、鍼灸師の姿は肖像画ぐらいかもしれません。当時の人々の暮らし、日常生活が描かれているような資料から、鍼具や手技などについて分かることもあるのでなないかと思い、いくつか資料を探してみました。
“和本の図版にみる鍼灸の諸相” の続きを読む最近の手技療法は百花繚乱というか、玉石混淆の様相を呈しており面白いことになっています。毎年のように新しい理論やテクニックが紹介されますが、よくよく考えてみるとその多くはすでに学んだ施術法や古典文献の中に共通する要素を見ることができます。
“鉄斎流『按腹獨稽古』を読んで考えた|雨水分流って。。” の続きを読む